都市綜研インベストファンド株式会社とは
都市綜研インベストファンド株式会社は、平成11年に創立された資産運用サービスを提供する会社です。その後不動産証券化事業などの実績を生かし、平成22年3月には不動産特定共同事業法の許可を受けました。そして「みんなで大家さんシリーズ」の運営会社としての活動を開始しました。
都市綜研インベストファンド株式会社の会社概要
- 商号 都市綜研インベストファンド株式会社
- 本社所在地 大阪府大阪市北区堂島1-1-5 関電不動産梅田新道ビル12階
- 代表取締役 柳瀬健一
- 創立 平成11年8月
- 電話番号 06-6341-0010 (FAX 06-6341-0013)
- 資本金 29億2,330万9,139円
- 公式サイト https://www.invest-fund.co.jp/
都市綜研インベストファンド株式会社の代表取締役・柳瀬健一の経歴
柳瀬健一とは
都市綜研インベストファンドの代表取締役の柳瀬健一氏は、1966年神戸市の生まれです。自衛隊などでの活動経験もあり、1992年には資産家向けのコンサルティング会社を起業します。その後不動産業界へ、深くかかわるようになっていきました。
また、柳瀬健一氏はワールド・アミーという不動産会社の設立にも携わりました。この時初めて、定期借地権分譲マンションの分譲という、当時は画期的だった事業を手掛けて注目を集めたのです。
その後の1997年には、都市綜合インベストバンクグループを設立しました。
ここで、不動産開発のほかにも不動産証券化による資産運用などの事業を推し進めていきました。その時新商品として開発したものの中に、「みんなで大家さん」シリーズがあります。
柳瀬健一の事業者以外の取り組み
柳瀬健一氏は事業者としてだけでなく、業界内のルール整備にも着手しています。まず、関西定期借家協議会の理事を務め、定期借家法の制定に寄与しました。さらに2001年には、「日本政策フロンティア」という民間総合政策シンクタンクの設立にも尽力し、最高顧問として稲森和夫京セラ名誉会長を迎えました。このような本格的な総合政策シンクタンクは日本でも初の試みでした。
また、政治にも深く関わっており、2011年には「国家経営志士議員連盟」という与野党64人からなる、超党派の勉強会の設立に携わりました。柳瀬健一氏はグループ経営のほかにも、多角的に活動している人物でもあるのです。
そしてこの他に、柳瀬健一氏は、街づくりにも尽力しています。例えば成田空港の隣に、街を作り出すというプロジェクトを進行しています。医療機関や劇場・ショッピングモールなど施設を集中させることで、外国人観光客を呼び寄せるという計画です。
この計画は、「インバウンドの起爆剤になるのでは」と注目を集めています。
柳瀬健一の推し進めるみんなで大家さんとは?
柳瀬健一氏が現在推し進めているのは「みんなで大家さん」シリーズです。
これは不動産のシェアサービスで、近年は家賃収入の得られる不動産経営が注目されています。しかし、一庶民がマンションやアパートを購入して運営するのは、資金的に大変なことでした。
このみんなで大家さんシリーズは、優良な物件を複数で保有して経営し、賃料収入をシェアし合うことで「みんなで豊かになる」プロジェクトです。みんなで大家さんシリーズを開発した柳瀬健一氏は、今後は資産運用がますます重要になってくると考えています。
日本経済は、先行き不透明の状況が続いています。景気停滞で現役世代は雇用が不安定化しており、所得も頭打ちもしくは減少傾向にあるのです。超高齢化社会は今後ますます進むため、年休需給の不安もあります。現在から将来にわたって生活資金を確保するために、資産運用サービスがより重要になると、柳瀬健一氏は考えているのです。
みんなで大家さんシリーズのように不動産経営するのは、今後安定した収入を得るのに寄与すると、柳瀬健一瀬公孝氏は見ています。というのも、リーマンショックで不動産の取引価格が大きく下落したからです。しかし賃料はそれほど影響を受けませんでした。つまり、不景気の中でも安定した収益を得られる可能性が高いということなのです。
都市綜研インベストファンドは現在、みんなで大家さんシリーズの専門会社として運営されています。専門会社にしたことで事業を特化したシンプルな会社体系へと変化し、「有料な不動産を保有して家賃収入を受ける」という構造になりました。
これによって、今まで以上に安定した会社経営が可能になったのです。
柳瀬健一の都市綜研インベストファンドの見据えるビジョンとは
都市綜研インベストファンドは、社会のニーズに合致した金融商品としての不動産を提供しています。長期的スパンで安定した利回りの実現をサポートすることがポリシーとなっているため、柳瀬健一氏は以下の4つのビジョンを打ち出しています。
まず、誰でもわかりやすく提案できる「簡単で安心できる資産運用商品の提案」や、地域関係なく地域社会の活性化につなげていく「もっとも有効な不動産活用の提案」をします。
そして、物件の管理や運営をスムーズに成し遂げることで「資産価値の維持・向上」をし、お客様の立場に立ち少子高齢化にもアジャストできる「満足いただける新しいライフスタイルの提案」を行います。
この4つの柱をもとに、柳瀬健一氏が率いる都市綜研インベストファンドは、日々進化をし続けているのです。